今回の世界大会もヨーロッパやアジアから多くの選手の参加があり、大変立派な試合を見ることができました。選手は元より、大会運営役員、審判員、ボランティアの皆様にはご尽力を頂き、誠に有り難うございました。
今回は、国際スポーツチャンバラ協会(ISCA)が10月16日にTAFISA(国際スポーツ・フォア・オール協議会)( The Association For International Sport for All)に正式加盟し、世界大会の前日に海外役員を含めた役員総会を開催することができました。
ISCA TAFISA(国際スポーツ・フォア・オール協議会)(The Association For International Sport for All)に正式加盟
また開会式には、菅義偉(すがよしひで)内閣官房長官が大変お忙しいスケジュールの中来賓され、2020年の東京オリンピックにおいて開催されます国際文化交流大会への出場を目指し、是非頑張って戴きたいとの激励のご挨拶も頂きました。大変喜ばしく、また気が引き締まる思いがいたしました。
エジプト大使館Dr.W M Abdelnasser氏、菅義偉内閣官房長官、田邊哲人会長、すがわら一秀衆議議員(東京都スポチャン協会会長)
このように世界に広がり普及を受けまして、国際交流をチャンスとしていただき、社会貢献の一端を担うよう益々邁進して行く所存であります。
大会では、各カテゴリー共に盛り上がった試合が見られましたが、個人基本動作の部で、小学生の木岡夢結さん(基本動作7級 大阪府)が準優勝し、国別対抗戦の選手としても立派な演武を披露していました。思い起こすと2006年の第32回世界大会で同じく小学生だった吉村美穂さん(当時、基本動作8級)が優勝したことが思い出され、今後の成長が楽しみですね。
個人戦 基本動作の部 決勝戦 野村五月選手(基本動作三段 神奈川)・木岡夢結さん(基本動作7級 大阪府)
この大会では長巻、短槍、長槍など復活したカテゴリーが再登場し、益々盛んになりました。
審判員については協会としては十分配慮をしたつもりでしたが、種目によっては審判資格の無い者も混在し、ご不満があったかと思います。さらなる審判育成のため、2016年の本部講習会では部外競技の講義を中心に実施致します。講習会参加者におかれましては、是非とも資格試験を受験し合格を目指して下さい。
又、突の競技(短刀・短槍・長槍・長巻も含)の初段以上は、今後書類審査は認めませんのであらかじめご了承下さい。本部講習会で取得して下さい。また過去に段を取得している人も、必ず本部講習会を再受講して下さい。これらの得物は、使術を十分に習得していないと受傷事故などの要因になりますので、是非とも安全管理に十分配慮して下さい。
各地区の責任者は、お早めに講習会のスケジュールを組み、本部へ申請して下さいますようお願い致します。
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