世界大会とは正確に言うと、第16回全日本選手大会にアメリカ・オーストラリア等からの選手が多く、それを機に第16回全日本選手権大会 兼 第1回世界選手権大会と銘打って同時開催されました。従って世界大会は第25回目と言えます。
ともあれ、今年の世界大会はなかなか見応えのある試合が多かったですね。
2006年の世界チャンピオン Alain Girot選手(フランス)や2011年の世界Manshin Maksimilian (ロシア)などトップ選手が集まり、その中で藤岡秋介選手(香川県出身)が念願の第25代打突世界チャンピオンになったわけです。また基本動作世界チャンピオンは相変わらず野村五月選手が立派でした。
横山先生,打突世界チャンピオン藤岡選手,田邊会長,基本動作世界チャンピオン野村選手,女子の部優勝武井選手,多田先生
開会式 全員での基本動作
国際貢献章受賞者
左よりCHRISTINE SAPIN (NEW CALEDONIA), DEV KUMAR LAMA (NEPAL), KIM ALEXANDER (RUSSIA), 田邊会長, DIEGO FALCO (ITALY), LEE CHUL HEE (KOREA), DAVE RENESKI (USA)
世界大会のような大会で勝ち上がるには、何か違う強いものが必要でしょう。一騎当千の強者が世界中から集まるその中で、「記憶に残る選手か」「記録に残る選手か」。
「記録に残る」というのは当然、勝ち上がる事でしょう。
「記憶に残る」とは「勝ってよし」「負けてよし」「見てよし」。すなわち勝ち負けを超越した境地三昧という存在にあるところだと思います。
従って、勝ちたいが為にばかり心を囚われると、見ている者に爽やかな気持ちを与える事はできないでしょう。相手に対する敬意の念を持つことがいかに大事かと言うことです。そして常に格調高く矜持を持ち、その四角い聖域たるコートに上がる時には、先ずは身心を整え、強い信念を持ち、いささかたりとも全ての尊厳を傷つけるような立ち居振る舞いは最も避けることでしょう。
審判は元より観衆をも感動を与え、その感動の残照が「見てよし」に繋がっていくものでありましょう。それはいつしかその人を見たいというような心が生じてくればそれはファン。やがて達人の域に触れたことになるかもしれません。
オヤカタの部 主審 田邊会長
世界のオヤカタたち
個人 基本動作 3段以上の部 2位 尾田選手(徳島県)、優勝 野村選手(神奈川県 高知県出身))、3位 武井選手(千葉県)、藤岡選手(岡山県)
国別団体戦 優勝日本チーム
伊藤選手、田邊会長、小山選手、岩田選手
シンガポール、ネパール、インドのお友達
フランスチーム
写真左端CELINE LESCUYERは小学6年生から、
左から2番目GIROT ALAIN選手は小学1年生よりスポチャンを始めています。
エジプト&鳥取県チーム
中国 北京チーム
ポーランドチーム
世界からの出場チーム、また来年お逢いしましょう!
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