第34回全国少年少女大会が由比町で開催されました。今大会は、国のスポーツ拠点作り推進事業第3回大会となります。この事業は(財)地域活性化センターの事業であります。(財)地域活性化センターからは3名が視察に訪れましたが、非常に好評を頂き、有難く感謝申し上げます。今回は文部科学大臣杯を2つも頂き、一つは地区代表の基本動作団体戦、もう一つは地区代表打突競技団体戦で、ワンランクグレードアップする事ができました。また、元女子プロレスラーの参議院議員神取しのぶ先生がわざわざ東京から駆けつけて下さいました。神取先生は自民党のスポーツ局次長の肩書きで、スポーツ推進活動を中心となって進めておられます。
今大会は、北海道から九州まで8地区より選出された選手と役員・審判等を含め、2日間で約1、000名位の参画があり、大変充実した素晴らしい大会となりました。大会前日のレセプション・大会当日とスポチャン会歌を由比町の子供達約30名が歌い、大会を盛り上げました。スポチャン会歌は、歌い易い歌になりましたね。
開会式での特別演武は、基本動作は川田多美子(香川県)、佐々木晟人(兵庫県)。特別試合は、林田光貴(大阪府)対畠山諒一(神奈川県)、そして2007年世界チャンピオン永井将司(東京都)対、1999年世界チャンピオン田邊賢一(神奈川県)でした。
特別演武のあと引き続き3名1チームでの団体戦が行われ、地区代表団体戦基本動作優勝は、昨年の優勝チーム四国地区代表が二連覇しました。やはり予想通り四国勢は強いですね。続けて行われました地区代表団体戦打突競技の部では、関東地区が優勝しました。基本動作も打突競技も昨年以上にレベルアップしてきていて、非常に見応えのある試合が続きました。
各段級別に分かれ行われた個人戦基本動作では、こちらも昨年優勝者、野村五月選手(高知県)が二連覇でした。基本動作で目立っていたのは、優勝者の野村五月選手の他に、千葉県の吉村美穂選手(小学4年生)、東京都の小池歩選手ですね。二人とも特練会の参加者ですが、大変に巧くなりましたね。
個人戦打突競技優勝者は、磯上裕宜選手(兵庫県)でした。打突競技で特に目立っていたのは、優勝者の磯上選手と、磯上選手と決勝戦で戦った藤岡秋介選手(香川県)ですね。この二人は強く、決勝戦は大変に良い試合となりました。今後が楽しみです。
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