今年も1月の西日本地区(香川県)講習会から始まり、東海四県(愛知県)、北陸地区(石川県)、香川県、関東地区(埼玉県)、関東地区(神奈川県)と講習会を開催して参りました。今年度の本部講習会は、部外競技、特に「長巻」「棒」「杖」「短刀」「長槍」「短槍」等を主に、実施しています。講習会に参加した人たちは、勉強になったと思います。
今までの講習会を通して特に注意すべき点を2,3申し上げると、長槍については「投げ込み突き」しかできない人がいます。そのような人には、もう一度基本から忠実にやり直しています。基本というのは、このスポチャンという競技があくまで『護身道』から発展してきた通り、ディフェンスをしっかり理解することです。
従って「上を防げ」「左を防げ」「右を防げ」「下を防げ」という四方囲いがベースであることを理解する事であります。
槍、短刀等は、「上を防げ、突け」「左を防げ、突け」「右を防げ、突け」「下を防げ、突け」と言う事になります。これは打突の ”突” の場合であり、”打” の場合も基本通り、四方囲いの後に打つのです。
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