スポーツチャンバラ 田邊哲人会長のインタビュー
会長インタビュー No.68
「第40回全日本選手権大会 」

田邊哲人会長
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第40回全日本選手権大会が開催されました。


  今年も面白かったですね。
「個人戦」「団体戦」と共に「女子の部」「マスターの部」も大変面白かった。

「マスターの部」はやはり「オヤカタの部」と言った方がいいでしょうか。普段、指導者として各道場や教室で指導している者が、オープン戦とは別にひと味違った余裕のある戦いの中に鋭さが光り、それぞれに見応えがありました。戦っている人達も観衆も、試合を充分楽しんだことでしょう。多田君(神奈川県)が優勝しました。



  「女子の部」は、同性同士と言うことでリラックスするのか闘志がわくのか、頑張っていましたね。熱戦に次ぐ熱戦で見応えがありました。気迫がみなぎり、女子の部ならではの華麗な戦いで見事でした。昨年の世界大会「女子の部」で優勝した野村五月選手が、この全日本でも優勝しました。
この「女子の部」は年齢の区切りはありませんから、幼年から自由にエントリーできます。


  この2部門がこんなに面白いなら、世界大会でも世界中の指導者や女子が出場したらますます面白い試合が展開するだろうと思いますね。この部門もこれからどんどん広がりを見せ、多くの人たちにエントリーして貰いたいと思います。出場者がそれぞれ大凡50名以上になれば、優勝者もグランチャン戦に出場できるようにするつもりでいます。

  また、使用するエアーソフト剣も、「細(直径65cm)」でしたら、幼年や女子でも小太刀のみならず、長剣や二刀、両手長剣や楯小・楯長にしても軽く動きやすいので、あらゆる面で使い勝手が良いです。女子の部でも様々な得物にもチャレンジして頂きたいですね。


   個人戦打突グランドチャンピオンの小山雅史選手(国士舘大学)、個人戦基本動作グランドチャンピオンは全日本では7年ぶりに野村五月選手(神奈川県 高知県出身)が優勝しました。二人とも余程うれしかったようですが、直ぐに11月には世界大会があります。気を抜かず、世界大会に向けて気を引き締めて貰いたいですね。今年も他国から強豪が揃いますので頑張りましょう。




次回の「インタビュー」もお楽しみに!!
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