大会前日の4月28日に開催されました講習会では、ロシアはもとより、エストニア・ラトビア・ドイツ・ウクライナ・イタリア・セルビアetc….東ヨーロッパの多数の国からの参加がありました。
特に、ドイツは多数のメンバーがロシアまで遠征して来ていました。ドイツ国内には5カ所程スポチャンの拠点があり、それぞれから参加してきます。ロシア国内でも3カ所、その他の国も、それぞれの複数の拠点からの参加が有りました。
講習会を通じて特記すべきは、各国とも指導者のやる気です。各国の会長クラスの指導者がやる気満々で私と剣を交えました。イタリアのジョバンニ会長、ドイツのオリバー会長、ロシアのアナトリー会長、エストニアのセルゲイ会長、ラトビアのギルツ会長・・・。こういう会長たちと直接手を合わせ、汗を流すと言うことは必要なのです。東京の中学校教師の細川健一君は、誰と対戦しても負けないので見ていて楽しいですよ。本人も楽しんで戦っていました。
講習会はスーツで参加しても意味がない。このような指導者の姿勢は、日本の皆さんも見習って欲しいですね。どうもエラクなると恥をかきたくないのか、恥ずかしいのか。口だけで指導していて・・・・、それではダメですね。
今年の世界大会では、「OYAKATAの部」を追加したらどうだろう、という案が出ました。貴重な意見として拝聴致しました。会長同士が弟子の前で戦うことは、選手も面白いんじゃないでしょうか?それ程、みんな熱心でやる気がありました。やはり、胸襟を開いて剣を交えるのも意義のある事だと思います。それ程、世界の熱いものを感じました。
この世界では「足があがる」と言うのですが、気持ちに身体、即ち足がついていかないという事があります。足があがったらおしまいなのですよ。普段、稽古をしていない人は見ていて判ります。スポーツはエンジョイだから、自分なりに楽しめばそれで良いのです。スポチャンがどうして疲れないかと言えば、負けるときは1秒で負ける。今日は身体の調子が悪いなぁと感じたら3秒で負ければいい。また次で頑張ればいいのですから。
大会前日講習会 細川健一(日本 海外統括理事)vs ジョバンニ イタリア協会会長
大会前日講習会 オリバー ドイツ協会会長 vs 田邊会長
大会前日講習会 集合写真
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