8月8日の土曜日は、午前中は講習会、午後からはネパール大会が開催されました。地元の子ども達が約130名、総勢300名の参加がありました。
9日の日曜日の第4回アジア大会は、ネパールをはじめ、日本、韓国、インド、パキスタン、インドネシア、タイなどから多くの選手が参加して来ました。インドからは3地域からの参加がありましたが、その中の約30名は、バスで2泊しながら到着したそうです。
とにかく、その熱意に圧倒されます。体育館が割れるような応援合戦。すごいエネルギーでした。本当にスポチャンが好きなのでしょう。
開会式には日本大使館から公使が来賓、打ち上げパーティーには笹井一等書記官のご臨席があり、大変に盛り上がりました。あらためて感謝申し上げます。
またネパール協会会長デブー氏は、ネパールの日本語学校で日本語を教えていて、日本の文化にも造詣が深く、多くの面でスポチャンをサポートして下さいました。
試合は、最終的に韓国、タイ、日本の戦いとなり、日本は先鋒田村江見子、中堅が田村勇樹、大将細川健一で、打突部門、基本動作部門共に優勝しました。2位は韓国でした。李、朴両選手が活躍していました。日本の東大に留学していたタイのガチャコーン選手は、日本国内の大会にも何度も出場していますが、今回も強かったですね。
個人戦では、打突競技グランドチャンピオンは日本の田村勇樹(高1)でした。田村勇樹選手はこれでアジア大会3連覇です。
入場式で待機している子ども達
最後の日に念願のエベレスト観光する事ができました。前々日には天候不良で飛行機が飛びませんでしたから。
雲海の上へ8000メートル以上の山々の山頂が朝日を浴びて美しく輝き、大変感動する景色でした。京都に「石庭」というものがあるが、それを8000メートル上空へ持っていったものでしょう。「石庭」は此処から来たと思わざるを得なかった。さすが仏教発祥の地、天竺。雲から山頂が出ている山は10〜20くらいでしょう。"選ばれたもの"が出ている感じでした。私も感激しました。こういった山々に囲まれているネパールでは、6000メートル以下の山には名前がない方が多いそうです。差詰め3776メートルの富士山は、この地の人たちには"丘"でしょうか。
"エベレスト"という呼び名は英語名で、"チョモランマ"はチベット語、ネパール語では"サガルマータ(Sagarmatha)"。地元の人は、サガルマータと呼ばないと嫌な顔します。
来年2010年11月に、ネパールのカトマンズ武道館にて大会が開催される予定です。観光も兼ねて、皆さんもご参加下さい。
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