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2005. 05. 26
指定基本動作審判員について
国際スポーツチャンバラ協会 会長 田邊 哲人

冠省
 平素老若男女の健康増進スポーツのスポチャン(護身道)の発展のため、ご尽力を賜り深く感謝申し上げます。
 かねてより、懸案でありました「基本動作の専門審判」の件で次の通り決定をいたしました。

 基本動作競技部門の審判員は「基本動作検定」の資格試験に合格した者とする。
(注:ただし、平成17年4月1日以前に小太刀審判以上の審判資格を有しているものは本部主催の審判講習会を受講することにより実技試験を免除する事を得。)


<< 要旨 >>
 基本動作は準備運動また、スポチャン競技導入の糸口としての域をすでに出て、各地区大会はもとより、日本選手権大会、世界選手権大会、海外大会においてもオフィシャル種目として採用され定着をしています。
それら背景の中にあって専門審判員の養成が遅れ種々の問題提起はありましたがそれぞれ審判員の習熟努力の範疇として、あらためての資格検定制度を実施しませんでした。しかし来期から始まる基本動作の統一グランドチャンピオンを決定することとなり、従って専門審判員が必要不可欠となりました。

 基本動作に内包する物事に正対する姿勢や規律、態度、情熱、気迫、正確さ等は幼少時より身につけさせる事が大事である。号令等に速やかに反応する素直な人間形成は、基本動作から得ることのできる大事な部分である。
基本動作の中にある構えの姿勢は老若男女なかんずく婦女子には護身は元より、健康に有効であり且つ、程よい緊張は精神衛生にも大変に効果がある。
すなわちこの構えが理解できるだけで護身の一助となる他、正義を基調とし何事にも負けない強い精神力を養成するのである。知育、徳育、体育は常に均衡してあることが望ましく、特に護身道の中においては、それら養生される雰囲気(システム)が必要である。

関連サイト:
基本動作ビデオ
スポチャンメールマガジン2004年秋号「会長に聞いてみよう!」基本動作について